箱根の情景を持ち帰る。新しい、お土産のかたち。
箱根バターサンド SUN SAN D / 和心亭豊月

( OUTLINE )
店内併設の工房でひとつひとつ丁寧に仕上げられるスイーツと、箱根の自然をモチーフにしたグラフィックデザインによって、“旅の情景を持ち帰る”というブランドコンセプトを体現しています。
( BACKGROUND )
宿がつくった、“旅の余韻を持ち帰る”スイーツブランド
創業70年以上の歴史を持つ旅館「和心亭 豊月」は、箱根・芦ノ湖の自然や季節の移ろいとともに、訪れる人の旅に寄り添ってきました。
その中で生まれたのが、“宿に訪れた人だけでなく、もっと多くの人に箱根の魅力を届けたい”という想い。
旅の記憶や、土地の空気、箱根で出会う風景を、お土産という新たなかたちで表現できないか——。
そんな想いから、「SUN SAN D(サンサンド)」という新しい挑戦は始まりました。

( PROCESS )
旅の情景を伝える、クリエイティブデザインの設計
1.ブランドコンセプト
SUN SAN D は、“旅の情景を持ち帰る”というコンセプトのもとに展開されています。
箱根の自然や風景の印象が、日常の中でもふと思い出されるような存在であること。
そうした視点から、お土産としてのスイーツにできることを考えた結果、この言葉がブランドの軸になりました。
また、ネーミングの「SUN SAN D」には、太陽(SUN)、山(SAN)、サンド(SAND)の3つの意味を重ねています。
2.ロゴデザイン
三つの円をずらして配置したこの図案は、バターサンドの形状を抽象的に表現したもの。
また、白い余白に目を向けると、“太陽”と“月”が浮かび上がります。そこには“太陽”の名を冠した「 SUN SAN D 」と、“月”を象徴する旅館「和心亭 豊月」、ふたつの存在を重ねる意図も込めています。


3.ビジュアルとパッケージ
メインビジュアルには、「箱根の森と光」を抽象化したテクスチャーデザインを採用。
パッケージにも展開されており、箱根で見た風景や旅の記憶を視覚的に伝える役割を担っています。
お土産を手に取る瞬間から、旅の余韻がそっとよみがえるように設計しています。

4.店舗空間
店舗は芦ノ湖のほとり、観光客でにぎわうエリアの一角。
内装には温もりを感じる木の素材や、バターサンドの“円”を思わせる緩やかなカーブを用い、ブランドイメージと調和する空間に仕上げています。


( RESULTS )
新しい箱根土産として、定着と実績を築く。
開業当初からSNSやメディアで話題となり、SUN SAN Dは人気ブランドへと成長。
最大で1日1,800個以上を販売する日もあり、観光スイーツとしては異例の販売実績を記録しています。
現在では観光客だけでなくリピーターの来店も増え、SNSや口コミを通じて認知がさらに拡大。
新しい箱根土産として、確かな支持を集めています。